ウォータージェット事業

ウォータージェット事業

waterjet project

ウォータージェット工法とは、超高圧水で劣化したコンクリートをハツリ取る技術です。
健全なコンクリートを残し、劣化部のみを取り除き、中の鉄筋にキズをつけずにコンクリートだけを取り除いたりする事ができます。
全天候型、無振動、無粉塵、低騒音で環境にやさしく、新旧コンクリートの付着強度を向上させることができます。

ウォータージェット工法の6大特徴
振動が少ない
打撃しないため既存の構造物に振動がなく、マイクロクラックの発生を抑え、鉄筋を傷めません。
低騒音である
従来のビックハンマーやハンドブレーカーなどの工法に比べ、騒音を大幅に低減します。
環境保護
工法に用いる水を回収しながらの作業で、濁水処理装置により水質汚濁防止法に基づき基準値以下に浄化し排水します。
作業範囲の拡大
これまでに手の届かなかった部位にも、治具の選定し次第で施工が可能になります。
工期の短縮
構造物の脆弱部除去と、表面地下処理を、同時に行うことが出来ます。
優れた対応力
開発・施工・アフターサポートまで総合的に展開することにより、全てを安心してお任せいただけます。
なぜ、通常のはつりではダメなのか?
コンクリートで覆われている鉄筋を、ハンマードリル等で鉄筋を傷つけずに斫る事は不可能です。
傷ついた鉄筋は、メーカーが保証している鋼材本来の性能を発揮する事はできません。
既に大手デベロッパーなどは、ハンマードリルなどを禁止している場合がほとんどです。
ネオクレストの強み!
現役の一級鉄筋技能士、基幹技能士が活躍中!
鉄筋に関する補強工事やエラー工事などには、鉄筋に熟知している作業員が多数在籍している為、無駄な工事をしません
最適な方法を、最短で行う事が可能です。
※そのまま鉄筋補強(別途費用)なども行えます。
ウォータージェット斫り作業
ウォータージェット塗膜剥離作業
当社ウォータージェット斫りロボットの特徴
以前のロボットとの違いは、施工能力向上・施工効率向上・使用用途の拡大・安全性と、手動・自動運転の切り替えによる品質の向上があります。
自動運転を行う前に手動運転でテスト施工を行い、斫り深さを決定し自動運転に切り替えれば、無人でも運転が可能になります。
若干の修正を行うためオペレーターを一人配置しますが、ノズル部から遠い後方での操作となるため、施工環境や安全性の向上になり作業人員が少人数で行えコストダウンにつながります。
コンクリートの表面処理から深斫りまで1台で行える弊社ウォータージェット斫りロボットを、ぜひご検討の上ご相談下さい。
ウォータージェットによる床版斫り工法について
ウォータージェット工事においては、コンクリートを斫る工法(斫りガン、治具、ロボット)と機械により、1日当りの施工能力が大きく変わります。
・斫りガンを使用し、1日6時間作業した場合、最低でも2人以上の作業員が必要となり、交代しながら作業しても斫り量は1日当り0.15~0.2㎥ が限界です。
また、事故の発生率が一番高く、死亡事故も毎年のように起きています。
安全装備をすれば、重さで体力は消耗し、動きにくく作業効率が悪く、誰も着たがりません。
そのため、一旦事故が起これば死亡と直結します。
・治具装置を使用し、1日6時間作業した場合は、オペレーター1人が操作して、斫り量は1日当り0.5~0.8㎥が標準になります。
また治具装置は、足場や施工箇所を利用しアンカー止めを行い作業にあたります。足場から治具が外れたり、アンカーが抜けて治具の固定が不安定になったりと危険な場合があります。
治具の移動も人力となりますので効率が上がりません。オペレーターの能力により、斫り量が低下する場合もあります。
•斫りロボットを使用し1日6時間作業した場合は、オペレーター1人が操作して、斫り量は1日当り1.2~1.5㎥が標準となります。
コンピューター制御のため、オペレーターの能力を問わず平均した施工が可能となります。
安全装置や自動停止装置が装備されており、緊急停止ができ、噴射ノズルから遠い所での配置になりますので安全性も格段に高いです。
以上のように1日当りの斫り量について、斫りガン使用の場合は0.2㎥、治具装置の場合は0.8㎥、ロボットの場合は1.5㎥となります。
ロボット施工が低額・安全で確実な方法であることは明確です。その上、ウォータージェットエ事のスピードが上がることにより、エ期が大幅に短縮され、コスト削減になります。
ウォータージェット工事を検討されている場合、ぜひご連絡いただければお役に立てると思います。
当社ポンプユニットの特徴
1.ウォータージェット工事に使用される標準的なポンプユニットは、大きく分けて以下3つのタイプがあります。
①コンクリートの表面処理(深さ1mm~10mm) に使用する場合は
超々高圧少水量ポンプは 圧力200MPa~300MPa 水量10ℓ/min~35ℓ/min
②コンクリート浅斫り(深さ10mm~100mm) に使用する場合は
超高圧中水量ポンプは 圧力100MPa~150MPa 水量50ℓ/min~90ℓ/min
③コンクリート深斫り(深さ100mm~800mm ) に使用する場合は
超高圧大水量ポンプは 圧力100MPa~170MPa 水量100ℓ/min~160ℓ/min
2.近年の橋梁補修工事は、劣化したコンクリートを打ち替えるために、
①約180mm~300mmの床版コンクリートを斫り全撤去する
②壁高欄の劣化部を打ち替えるために約200mm~400mmの高欄を斫り全撤去する
③ゲルバー桁補強のために約600mm~1200mm のヒンジ部を斫り全撤去するなど、コンクリートを深く斫る技術が必要になっています。
深祈りに使用するポンプは超高圧大水量が必要となります。
3.当社では、ポンプユニット圧力 MAX170MPa 水量 MAX165ℓ/min 3台を所有しております。
これにより
①工期短縮
②㎥当たりのコスト削減
③全工程におけるコスト削減
④安全確保
を可能にしてまいりました。
約5分間で深さ約600mm (直径約150mm) まで斫る事ができます。
さらにノズルの移動・回転速度を遅くし、斫った部分に露出した鉄筋寸前までノズルを近づける事で、更に深く斫ることができます。
4.最近は中水量のポンプユニットを2台. 3台と連結して施工を行うエ法が増えております。
しかし、中水量用の高圧ホースやスイベルを使用しているため内径が細く、ホースやスイベルでの抵抗が大きくなり本来の能カ・出力が低下し施工効率が上がりません。
また、複数台のポンプユニットを使用することで機械の損料や作業人員が増大し、工事コストも危険性も高くなります。
ウォータージェット工事は死亡事故に繋がる非常に危険な工事です。
安全性・施エマニュアル・品質・低コスト・ノウハウを十分に備えている当社へ、ご連絡お待ちしております。
斫りロボットの各種工法

株式会社ネオクレスト